繊細さんあるあるを知ることで、
「すごいわかる!!」「私にも当てはまる!」と思ったことはありませんか?
今回は、筆者の「繊細さんあるある」13選をご紹介します。
個人的なあるあるですので「そういうこともあるんだ」と、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
- 色々な「繊細さん(HSP)あるある」を知りたい方
- 「もしかして自分って繊細さんかも?」と思っている方
繊細さん(HSP)とは
まずはじめに、「繊細な人(HSP)」についてご説明します。
- 「繊細な人」とは、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSP(Highly Sensitive Person)という概念がベースになっている。
- 「繊細さ」は性格や環境によるものではなく、生まれ持った気質である。
- 「生まれつき繊細な人」は5人に1人の割合で存在することがわかっている。
近年、日本でもHSPの概念とともに「繊細さん」という呼び名を見聞きすることが多くなりました。
「繊細さん」という言葉は、日本のHSP専門カウンセラーの武田友紀先生がご自身の著書の中で、カウンセリングで出会ったHSPを親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。
私も、武田先生の著書をきっかけに
「繊細さん」について知ることができました。
私の「繊細さんあるある」13選
ここからは、私の「繊細さんあるある」をご紹介します。
①他人に見られていると落ち着かない
小学校の頃、問題を解いていたり作文を書いている最中に見回りをしている先生に手元を覗き込まれる(気がする)と「どうしようどうしよう」と頭がいっぱいになり、ひと文字も進まなくなっていました。
職場でも作業中に後ろに人に立たれるとすぐに緊張してしまい、まったく手が動かなくなります。
②ものすごくタイミングを図ってから話しかける
学校や職場で誰かに話しかけたり質問したりするとき、話す内容はもちろんのこと「忙しそう、いま大丈夫かな」「第一声はなんて言おう」「やっぱりこの人よりあの人に聞いた方がいいかな」「もう少し自分で考えてからの方が・・・」と目まぐるしく色々なことをぐるぐると考えてしまいます。
そのため、声をかける前にすでに疲れてしまっていることが多いです。
③他人の気分に左右されやすい
学校や職場などで不機嫌な人が同じ空間にいると、心がそわそわと落ち着かなくなります。
そちらにばかり意識が向いてしまうため、自分の作業もいっこうに進みません。
そのような状況が続くと、だんだんと気分が悪くなってしまうことも…
④他人が怒られていると自分まで悲しくなる
同じ空間に怒られたり怒鳴られている人がいると、自分にはまったく関係がないことでも、まるで自分も怒られているかのように悲しくなり、涙が出てしまうこともあります。
⑤他人が怒り出しそうな雰囲気にハラハラする
「なんだかこの人イライラしているな」と察知すると、いつそれが爆発するのかとひやひや、ハラハラします。
学生の頃、授業が始まっているのにおしゃべりを続けている人がいると、先生がいつ怒り出すのかと気が気ではありませんでした。
⑥天気が悪いと体調を崩しやすい
気圧の変化に弱く、天気が悪い日はとくに頭痛がひどくなりやすいです。
以前、大きな台風が近づいてきていたときは、車酔いのような眩暈がどんどんひどくなっていく感覚がありました。
⑦予定を入れるのが苦手
「〇時に△△に行く」「予定が入っている」。
予定の重要度にかぎらず、それだけでなんだかプレッシャーを感じてしまいます。
たとえ午後からの予定であっても、午前中はそわそわと何度も何度も時計を確認しながら過ごすことになります。
予定を詰め込みすぎないこと。
「なにもしない日」を作ることを心がけています。
⑧買い物に行くだけでエネルギーを消耗する
お店の商品や店内のポップ、アナウンス、BGMなど、多くの情報がいっぺんに押し寄せてくる感覚があります。
とくに、クリスマスなどのイベント時期は、商品の種類も多く店内の飾りつけもキラキラしているため、目が回りそうになり、買いたかったものが分からなくなります。
事前に買い物リストを作っておき、
必要な場所だけを見て回るようにしています。
⑨帰宅するとドッと疲れる
張りつめていた神経がふっと緩むのか、家に着くと疲労感に襲われます。
そんな日はやるべきことを一旦あきらめて、早めに休むようにしています。
⑩シンプルな空間が落ち着く
部屋がごちゃっとしていると、それだけでそわそわと落ち着かなくなります。
職場の机は帰宅前にはスッキリと整理すること、寝る前の机の上には何も置かないように心がけています。
物がないことで気持ちが落ち着き、仕事に集中して取り組めたり、夜はぐっすり眠れるような気がします。
⑪ほんのわずかな明るさが気になりすぎる
「そろそろ寝よう」と電気を消したあと、暗闇に光る電化製品の電源ボタンの灯りが眩しく感じられます。
そんなときは、なにかしらのものでそっと隠して眠りにつきます。
⑫涙もろい
小説を読んだりドラマを観たりして、感情移入をすることが多いです。
自分でもびっくりするくらいボロボロと泣きます。笑
⑬季節を感じる香りが好き
ふわっと感じる風や空気から、季節の移ろいを感じる瞬間が好きです。
ぽかぽか陽気の春の匂い。草の香りを含んだ夏の空気。
からっと晴れた空に吹く秋の風。冬の朝の澄んだ空気。
日常の中で自然の空気を感じられると、心がスッと穏やかになる気がします。
最後に
私は繊細さんの特性について知るなかで、「だから自分はこういった場面で、こんな気持ちになるんだ」と腑に落ちることが多々ありました。
さらに「こういうとき、いつも〇〇な気持ちになるな」と自分の「あるある」にあらためて気づけたことで、「じゃあ、こういう時(人)にはこう対処しよう」というような、不安やしんどさを和らげるための方法を見つけること・考えることに気持ちが向くようになりました。
また、「△△って、なんかいいな。これがあると心地よくいられる気がする。」と、自分の心地よさをより感じられることも多くなった気がします。
自分では当たり前、何気ないと感じていた「あるある」を糸口に、そのときの自分や周りのことを一度振り返ってみると、今よりも心地よく過ごせるようになる方法が見つかるかもしれません。