はじめまして。
「あお」といいます。
来てくださってありがとうございます。
ここでは、このブログを書き始めるにあたっての私の気持ちを書いていきます。
私(あお)について
私はいわゆる「繊細さん(HSP)」です。
小さい頃から、うっすらと
「なんだか落ち着かない」
「なんだか生きづらいなあ」という気持ちを抱えながら過ごしてきました。
「気にしすぎ」
「誰もそんなこと気にしてないよ」
「考えすぎなんじゃない」
「真面目すぎるよ」
家族や友人、学校の先生などから、何度もそう言葉をかけられてきました。
きっと、相手は私の心を軽くするためにそう言ってくれていたのでしょう。
ただ、そのたびに
「自分はどうしてこんなに神経質なのか」と落ち込み、
「気にしないように」と思うことで、余計気になり過ぎてしまい、
身体も思考もガチガチになっていました。
「相手にとってどうするのがいいのか」
「どのようにふるまうのが正解なのか」を常に考えて行動していました。
ある言葉と出会う、でも私はちがう
そんなある日、私は書店でたまたま「繊細さんの本(著:武田友紀)」に出会いました。
ただその時は「自分はそうじゃない」と、はなから決めつけ
「繊細さん」について積極的に知ろうとは思いませんでした。
自分は、ただ神経質なのだとばかり思っていましたし、
さらにそこに何かマイナスな事実を突きつけられるのが怖かったからです。
いったんは「繊細さん」という言葉から自分を遠ざけました。
その後、社会人として数年を過ごすなかで、
やはりどこかで「生きづらい」もやもやとした気持ちを感じており、
そのもやもやが幼い頃よりさらに大きくなっていることも自覚するようになりました。
「仕事 行きたくない」
「職場 人間関係 こわい」
「社会不適合者とは」
スマホの画面は、そんな検索ワードで埋め尽くされるようになりました。
そんななか、ふと「繊細さん」という言葉が目に留まり、
本当になんとなくの気持ちで診断テストをやってみました。
今の状況をとにかくなんとかしたい!という、藁にも縋る思いがあったのかもしれません。
「これって私のこと?」
診断テストをやってみると、「これはまさしく私のことではないか」と軽い衝撃を受けました。
そこからは繊細さんに関する情報を本や動画など、かたっぱしから集めていきました。
正しい知識を得たことで、これまで自分が感じていた「生きづらさ」に理由をもらうことができ、
気持ちがほんのすこし前向きになっているのを感じました。
「繊細さん」という概念に出会ったことで、少しずつではありますが、
前よりも「自分」というものに理解と愛着がもてるようになった気がします。
最後に
このブログでは、主に私の「繊細さん」エピソードや日々の出来事などを発信していきます。
私自身、「繊細さんな私」と上手く手を取り合って付きあえているかというと、
まだまだそうではありません。
負の感情に振り回され、自分のことが嫌いになる日もあります。
ですが、そんな日々も含めた自身の経験や気持ちを綴っていくことで、
毎日もやもやを抱えていた10代20代の「あの頃の私」のような方に
「自分ひとりではないのだ」とほんの少しでも思ってもらうことができれば、とても嬉しいです。
このブログは、生きづらさを抱えている繊細さんと
つらい気持ちを抱えていた「あの頃の私」に向けて綴っていきます。
どうぞ、いつでもふらっとお立ち寄りください。
美味しいお茶でも飲みながら。